【考察】僕はいつからウンコを踏まなくなったのか

春風吹き荒れる朝、僕は会社に歩いて向かっていた。

何でだろう、ふと頭に浮かんだんだ。

そういえば、最近ウンコ踏んでないな

 

最後にウンコ踏んだのはいつだ?

思い出せない……いつだっけ?最後にウンコを踏んだのは。

社会人になってからは……踏んでない。

大学院生の時は……踏んでない。

大学生の時も……踏んでない。

高校生では……踏んでない。

中学生は……奈良で鹿のウンコ踏んだ!

小学生は……めっちゃ踏んだ!エブリデイ1ウンコくらい踏んでた!

 

子どもの頃はウンコ踏んでたけど、そこそこ大人になってからは踏んでないじゃないか!

これって一体何でだろう。

 

考察その1 だって都会だから

僕が今住んでいるのは大都市東京。

周りを見渡すと道路とビルしかない、ヒートアイランド現象まっしぐらな綺麗な街。

 

うん、こんな綺麗なところにウンコが落ちてる方がおかしいんだよ。

 

だって、ウンコが見合わないからね。ウンコって草とか生い茂った道端にあるもんだから。

そう、東京みたいな綺麗な街にウンコがあるわけないんだ、けどちょっと待って。

ウンコが落ちてない道って普通に考えてやばくない?

 

東京で生まれ育ったシティボーイ達には分からないかもしれなけど、田舎では〔道とウンコは1セット〕ってくらいウンコは当たり前なんだよ。

 

ウンコが落ちてないから、ウンコを踏まないのか……
ウンコを踏む踏まない問題は確率論に収束するのか?

 

考察その2 だってビルの中に一日中閉じこもっているから

月曜から金曜まで、朝から晩まで僕は会社のビルの中に閉じこもっている。

そう、生活の殆どをビルで過ごしているんんだ。

 

ビルの中は勿論きれい。こんなところでウンコなんて踏むわけないだろう。

「すみませ~ん、さっき廊下でウンコ踏んじゃいましたー☆」なんて上司に報告したら、それはもう大問題だ。ありえない場所でありえないものを踏む。これは事件だよ。

 

考察その3 だって野良犬が少ないから

田舎では野良犬だらけだけど、東京では見たことがない。

こんなビル街に居たところで、生きていけないもんな。

ワンコいないからウンコないのか。ワンコウンコワンコ。

 

考察その4 だって飼い主のマナーが向上したから

スコップと袋もって、犬を散歩してる人が増えた気がする。良いことですね。

 

考察その5 だって下ばっか見てるから

僕の体に一筋の光が突き刺さった気分だ。これだ!!

 

僕が小さかったころは全てが新鮮で、前ばかり見て走り回ってた。 

今はどうだろう。下ばっかり見て歩いている気がする。周りのおっさん達を見渡しても顔が下向いている。

 

最近ウンコを踏んでないって?下ばっか見てるからなぁ、ウンコに気を付けなくとも足が勝手に避けてるんだろうなぁ。

 

いつからだろう、こんなに下ばっかり見て歩き始めたのは。

 

全てが新鮮だった子どものころが懐かしい。
今はどうだろう。毎日がルーティーン。このままでいいのだろうか。

 

下ばかり見て歩いているせいか、長い間、空をまともに見てない気がする。 

久々に早く退社して帰宅すると、夕日が眼に差し込んでくる。どこか懐かしい気がするのは、会社に閉じこもりすぎてるからなのかな……

  

結論:下ばっかり見てるから

そう、下ばっかり見てる僕はもうウンコなんて踏むわけがない。

なんか切ないなぁ……。

もう一生ウンコ踏まないかもしれないって思うと、ちょっぴり悲しくなってきた。

ウンコ踏みたいなぁ……。

ウンコ踏んで、「うわーウンコまんだー!」とか騒ぎたいなぁ……。

 

ウンコの踏まない人生なんてダメなんだよ!

僕みたいに、社会に疲れたなーってなった人は一度思い切ってウンコを踏んでみたらどうだろうか。どっしりとした憑き物が落ちるかもしれない。

 

もう下ばっかり見るのはもうやめよう!!

もっと上を向いて歩かなきゃ駄目だ!!

坂本九さんも言ってたよ「上を向いて歩こう」って。九さんが伝えたかったことがようやく分かった気がする。

 

春の夜風気持ちいいなーって感じながら、しみじみとウンコのことを考えてました。

うん、これでおわり。